NEWS : 建設機械需要予測まとまる (Demand forecast for construction machinery)

・17年度は国内・輸出共に増加。
・18年度国内は排出ガス規制生産猶予期間終了に伴う駆け込み需要の反動減、輸出は堅調。
・2017年度の出荷金額は、2兆1,165億円(前年比9%増加)と予測。
・2018年度の出荷金額は、2兆781億円(前年比2%減少)と予測。
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<国内出荷>
2017年度は、引き続き建設投資が高水準で推移すると見込まれることに加え、主力機種が含まれるエンジン定格出力D1~D4クラスの2014年次排ガス規制生産猶予期間終了に伴う旧型機需要がレンタル業界を中心に見込まれる上期計は、油圧ショベルの前年比45%増加を始め8機種が増加すると見込み、4,562億円(前年同期比17%増加)となると見込まれます。下期は、旧型機駆け込み需要の反動減が想定され、下期計では、4,680億円(前年同期比2%減少)と予測しております。この結果、2017年度合計では、9,242億円(前年同期比7%増加)となり、2年振りに増加すると予測しております。2018年度は、一部機種で2014年次排ガス規制生産猶予期間終了に伴う旧型機需要の反動減が想定される結果、上期計では、4,212億円(前年同期比8%減少)、下期計では、4,437億円(前年同期比5%減少)と予測しております。この結果、2018年度合計では、8,649億円(前年同期比6%減少)となり、2年振りに減少すると予測しております。
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<輸出>
2017年度は、北米の堅調な住宅建設に加え、インドネシアやCIS等の鉱山向け需要の増加により、8機種が増加すると見込み、上期計では5,894億円(前年同期比16%増加)と見込まれます。下期計では、6,029億円(前年同期比6%増加)と予測しております。この結果、2017年度合計では、1兆1,923億円(前年同期比11%増加)となり、3年振りに増加すると予測しております。2018年度は、北米向けを中心に他の地域も堅調に推移すると予測し、上期計では6,005億円(前年同期比2%増加)、下期計では6,127億円(前年同期比2%増加)と予測しております。この結果、2018年度合計では、1兆2,132億円(前年同期比2%増加)となり、2年連続で増加すると予測しております。
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資料:日本建設機械工業会


2017-08-30 19:12:32
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