NEWS : 2017年建設機械需要予測 - 2017 Heavy Equipment Demand Forecast

「16年度は前年に引き続き減少、17年度は16年度と同水準2016年度の出荷金額は、1兆8,705億円(前年比6%減少) と見込。2017年度の出荷金額は、1兆8,790億円(前年比±0)と予測。」

国内出荷:2016年度は、安定した建設投資の下支えにより、下期はトンネル機械、基礎機械及び油圧ブレーカ・油圧圧砕機が増加すると見込まれる一方、主力の油圧ショベルで排ガス規制関連の反動減に加え、ミニショベル及びホイールローダも小型クラスの2011年次排ガス規制生産猶予期間終了に伴う旧型機需要の反動減があり、7機種が減少し、4,357億円(前年同期比5%減少)と見込まれます。この結果、2016年度合計では、8,261億円(前年同期比6%減少)となり、2年振りに減少すると見込んでおります。2017年度は、一部小型機種で反動減が予想されるものの、安定した建設投資が継続されることに加え、油圧ショベルは排ガス規制関連の反動減が底打ちしプラスに転じることから、上期計では、4,062億円(前年同期比4%増加)、下期計では、4,209億円(前年同期比3%減少)と予測しております。この結果、2017年度合計では、8,271億円(前年同期比±0)となり、2016年度並みと予測しております。

輸出:2016年度下期は、北米向けの住宅建設が堅調なものの、鉱山やエネルギー関連が低調に推移することに加え、資源開発国向け、アジア・中近東向けの需要の減少により7機種が減少すると見込み、5,385億円(前年同期比1%増加)と見込まれます。この結果、2016年度合計では、1兆445億円(前年同期比5%減少)となり、2年連続で減少すると見込まれます。2017年度は、北米向けは堅調に推移するものの、他の地域の需要回復は2017年度下期以降と予測され、上期計では5,246億円(前年同期比4%増加)、下期計では5,273億円(前年同期比2%減少)と予測しております。この結果、2017年度合計では、1兆519億円(前年同期比1%増加)となり、3年振りに増加すると予測しております。 

 

 

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資料:日本建設機械工業会

 

 


2017-03-15 01:27:14
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