NEWS : 2016年12月度建設機械出荷金額統計

12月の建設機械出荷金額は、内需は4.3%増加の812億円、外需は2.6%増加の 1,017億円、総合計では3.4%増加の1,829億円となりました。その結果、内需は9カ月振りの増加、外需は2カ月連続の増加となりました。総合計では2カ月連続の増加となりました。
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内需について機種別に見ると、トラクタ4.7%増加の123億円、油圧ショベル6.9%増加の222億円、建設用クレーン4.2%増加の145億円、道路機械11.9%増加の 33億円、基礎機械40.0%増加の28億円、油圧ブレーカ圧砕機13.4%増加の15億円、その他建設機械9.5%増加の59億円の7機種と補給部品2.9%増加の94億円が増加し、内需全体では4.3%の増加となりました。
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外需について機種別に見ると、油圧ショベル11.9%増加の383億円、トンネル機械1億円、基礎機械87.2%増加の4億円、その他建設機械41.8%増加の173億円の 4機種と補給部品6.4%増加の134億円が増加しました。地域別に見ると、アジアが  2カ月連続の増加、中国が2カ月連続の増加、オセアニアが3カ月連続の増加、欧州が7カ月振りの増加、アフリカが3カ月振りの増加、CISその他東欧が5カ月連続の増加の6地域が増加し、外需全体では2.6%の増加となりました。
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2016年暦年の建設機械出荷金額の総合計は、7.4%減少の2兆1,428億円となり、2年連続の減少となりました。
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内需について機種別に見ると、建設用クレーン6.0%増加の2,123億円、トンネル機械417.7%増加の136億円、基礎機械8.6%増加の369億円などの3機種と補給部品1.7%増加の1,206億円が増加したものの、油圧ショベルをはじめ7機種が減少し、内需全体では4.3%減少の9,637億円となりました。その結果、内需は2年連続の減少となりました。
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外需について機種別に見ると、ミニショベル0.9%増加の1,716億円、コンクリート機械1.9%増加の20億円、トンネル機械2.2%増加の42億円、基礎機械69.8%増加の50億円、その他建設機械1.7%増加の1,501億円が増加したものの、トラクタ をはじめ5機種が減少し、外需全体では9.7%減少の1兆1,791億円となりました。 その結果、外需は2年連続の減少となりました。 
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資料:日本建設機械工業会


2017-02-02 00:43:26
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