ソムチャイ財務事務次官によれば、財務省は来年からタイ経済の成長を加速するため年間を通じた民間投資促進策を導入する予定という。
今年のタイ経済成長率が当初見通しを下回る３・２－３・３％にとどまると予想されることから、同省は来年の成長率を４％以上に引き上げることを目標としている。
また政府は来年、経済成長の礎となるインフラの整備にさらに力を入れる方針とのことだ。
財務省幹部、来年の経済成長について楽観的見通し
02/12/2016
ソムチャイ財務事務次官はこのほど、来年のタイ経済成長率について「政府が民間投資を促進するという目標を達成できれば、５％に達する可能性がある」と指摘した。
政府は来年、地方開発用資金を調達するとともに経済成長に勢いをつけるため１０００億バーツの国債発行を予定しているが、これにより民間投資が２０００億－３０００億バーツ拡大することが期待されるという。
これら措置により経済成長が促進されるため、「来年は４－５％の経済成長が可能と見込まれる」と同次官は説明している。
引用先 どちらもバンコク週報です。
